5月11日から外出禁止令が解除されたけれど、まだまだ規制が残る。商店が営業を再開。残念ながら、レストラン、カフェやバーは6月になる見込み。肝心の劇場は?残念ながらまだ先になりそうだ。
それでも、消毒をちゃんとするなどの規則を守れば、リハーサルも再開されている。
©️Alice Blangero
モナコ公国モンテカルロバレエ団は、きっちり消毒と検査をしてリハーサルを開始した模様。
必見!鬼才ジャン=クリストフ・マイヨによるダンサーの日々を撮影した「ウエーク・アップ!」が面白い。
「ウエーク・アップ!」
5月13日から3週間限定という噂もあるので、お見逃しなく!
パリ・オペラ座では、インスタグラムでエトワールのレッスンを受けられる。
すでに終わったものは、youtubeで。
ユーゴ・マルシャン
エレオノーラ・アバニャート
ドロテ・ジルベール
ジェルマン・ルーヴェ
この後の予定は下記の通り
5月20日ヴァランティーヌ・コラサントcours de danse avec Valentine Colasante
5月28日 レオノール・ボラックcours de danse avec Léonore Boulac
なお、レッスンの時間は前日までに発表される(表示はフランス時間。時差は7時間遅らせてください)
こちらからもアクセスできます
シャイヨー国立舞踊劇場は、10月14日からシーズン開始、6月中旬に来年度の演目を発表予定となりました。9月から10月中旬まではカンパニーのリハーサル期間となるそうです。
9月に開催予定だったリヨンのダンスビエンナーレは、劇場公演は来年春に、町中がダンスで埋め尽くされる恒例のデフィレは、来年5月〜6月の間に延期となっています。
外出禁止令が解除されたからと言っても、規制が全て解除されたわけではなく、毎日のように更新される。
旅行はまだまだ規制だらけで、県内なら移動できるけれど、100キロを超えての県外移動は禁止。それでも7月からの夏休みの旅行の予約を始めても良いですよとのお許しが出た。海で泳ぐことはできるし、浜辺でピクニックができるようになった。しかし砂浜に寝転んでの日光浴は禁止なので、海水浴をしたいのなら、ビーチの外で着替えて砂浜を渡り、海で泳いだ後は、ピクニックをする人を横目で見ながらビーチの外に出て着替えてくださいということらしく、不思議な光景が展開するようだ。6月から規制が緩くなって、ビーチで着替えられるようになることを期待したい。
そしてもちろん、劇場再開の目処が発表されるのを皆心待ちにしているが、日本と同様、フランスも入国時には14日間の隔離が義務となっているので、国外からの団体が活動するのはまだ困難な状況なので、シーズン明けは国内のカンパニーの上演になることが予想される。
しかし、これはあくまでも第2波が来なければという条件。
政府が釘を刺しているにも拘らず、禁止令が解除された途端にマスクもせずに人が街に出ているようで、パリではサンマルタン運河とサクレクール寺院前でパーティーをやっていた人が多数いたために、この界隈では飲酒禁止となった。
皆が規律を守り、1日も早く安全な日々が戻ってくることを祈るしかない。